特別ではなかった。 特別でありたいとは確かに思ってたけれど、 それは誰かにとっての特別であって世界にとっての特別ではなかった。 此処は酷く息苦しくて 苦しくて悔しくて憎くて恨めしくて 嗚呼、どうしてこんなことになってしまったのか。 あたしにも分からない。 きっと分かるのは神様だけ。 神様なんて信じちゃいないけど―――。